部屋を借りる

今朝、Futabaに一本の電話がかかってきました。
「部屋(へや)を借(か)りようと思(おも)うのですが、保証人(ほしょうにん)が日本人(にほんじん)じゃないとダメだ。と何件(なんけん)も断(ことわ)られ、困(こま)っています。」
電話をかけてきたのはネパール人の方です。

彼は日本に住んで15年以上で、日本人の女性と結婚し、お子様もいます。日本でレストランを経営(けいえい)していて、今度(こんど)ネパールからコックさんを3名呼(よ)び寄(よ)せるので、その従業員(じゅうぎょういん)さんの部屋を探(さが)していました。
長年(ながねん)日本でまじめに働いている彼でさえ、保証人になれないのには驚(おどろ)きました。

海外(かいがい)から日本に住まれる方は、賃貸(ちんたい)契約(けいやく)の敷金(しききん)や礼金(れいきん)、保証人(ほしょうにん)制度(せいっど)という海外にはないシステムにまず困惑(こんわく)します。部屋を借りるだけで、どうしてたくさんお金(かね)を払(はら)うのか理解(りかい)しずらいのです。

来日(らいにち)早々(そうそう)、保証人を立(た)てるなんてこと、なかなか出来ませんよね。いたとしても同国の方などが多いように思います。
海外からの移住者(いじゅうしゃ)が増加(ぞうか)している今日、時代の変化に対応(たいおう)できていない業界(ぎょうかい)であり、システムだとつくづく思(おも)います。

結局(けっきょく)、彼にはゲストハウスをご紹介(しょうかい)し、明日(あす)見学(けんがく)に行くことになりました。