言葉

日曜日(にちようび)に神戸(こうべ)の老舗(しにせ)ライブハウス「Chiken George」(http://www.chicken-george.co.jp/index.html)に行(い)ってきました。
「チキン ジョージ」といえば、私(わたし)が学生(がくせい)の頃(ころ)は、ROCKでお洒落(しゃれ)なライブハウスとして有名(ゆうめい)であり、私は高校時代(こうこうじだい)の時(とき)に「坂上忍(さかがみしのぶ)」の隠(かく)れ大(だい)ファン(?)で、足繁(あししげ)く彼のライブに通(かよ)っておりました。

・・と思(おも)い出(で)話(はなし)は置(お)いといて、
今回(こんかい)出向(でむ)いたのは、友人(ゆうじん)がその憧(あこが)れの舞台(ぶたい)でJazzを歌(うた)うとのことで、応援(おうえん)に駆(か)けつけました。曲目(きょくもく)は「Route66」。渋(しぶ)い・・・!
ギターの弾(ひ)き語(かた)りで、とっても素敵(すてき)でした。
そして、その会場(かいじょう)に同(おな)じく彼(かれ)の応援(おうえん)に来(こ)られていた方(かた)で「クロード・チアリ」さん(http://www.ciari.com/)の音楽(おんがく)事務所(じむしょ)の方(かた)とご挨拶(あいさつ)する機会(きかい)がありました。
音楽のお話はもちろんですが、クロード・チアリさんの日本語習得(にほんごしゅうとく)に対(たい)するお話(はなし)も興味津々(きょうみしんしん)です。

クロード・チアリさんは今(いま)は流暢(りゅうちょう)に日本語を話されていますが、来日(らいにち)当初(とうしょ)は非常(ひじょう)に苦労(くろう)をされ、「日本語は難(むずか)しい!」と意識(いしき)されているようです。
確(たし)かに日本語には「敬語(けいご)」なる厄介(やっかい)な言(い)い回(まわ)しが存在(そんざい)します。
これも文化(ぶんか)による発展(はってん)でできた言語(げんご)なので、敬語の概念(がいねん)は日本文化を知らずでは理解(りかい)しがたいものだと思います。
またさらに厄介なのは、それぞれの言葉が持(も)つ「語感(ごかん)」。
同じことを伝(つた)えるにしても、日本語を母国語とする人はこの「語感」を無意識(むいしき)に使い分け、自分の内(うち)なる思(おも)いを言葉に乗(の)せて伝(つた)えます。
外国の方からすると「ややこしい」「ストレートに伝えて」となります。
意味(いみ)は通(つう)じているが、心(こころ)が通じていない・・・。
きっとチアリさんも言葉のコミュニケーションに苦労されたのかなと思っていました。


心も通じ合える日本語教室として、Futabaランゲージスクール(http://www.futaba-japanese.com/)は「語感教育(ごかんきょういく)」を大切(たいせつ)にしていきたいと考(かんが)えています。