奇妙(きみょう)な行列(ぎょうれつ)

きのうの夜(よる)、
奇妙(きみょう)な行列(ぎょれつ)が大声(おおごえ)を張(は)り上(あ)げて、
歩(ある)いていました。
よく見(み)ると子(こ)どもたちが魔女(まじょ)やお化(ば)けなど
思(おも)い思(おも)いの格好(かっこう)をしていました。
「あ〜!ハロウィンだ!」とすぐにわかりました。
おそらく近(ちか)くの英会話教室(えいかいわきょうしつ)に通(かよ)う子(こ)どもたちだと思(おも)うのですが、
実際(じっさい)に行列(ぎょうれつ)を組(く)んで「トリック・オア・トリート」と叫(さけ)びながら
夜(よる)、街中(まちなか)を歩(ある)いているのは 初(はじ)めて見(み)ました。
で、「ハロウィン」って何(なに)?
ウィキペディアによると…
ハロウィン(Halloween)、またはハロウィーン(Hallowe'en) は
ヨーロッパを起源(きげん)とする民族行事(みんぞくぎょうじ)で、
カトリックの諸聖人(しょせいじん)の日(ひ)の前(まえ)の晩(ばん)(10月31日)に行(おこな)われます。
諸聖人の日の旧称(きゅうしょう)"All Hallows"のeve(前夜祭〈ぜんやさい〉)であることから、
Halloweenと呼(よ)ばれるようになったそうです。
ケルト人(じん)の1年の終(おわ)りは10月31日で、
この夜(よる)は死者(ししゃ)の霊(れい)が家族(かぞん)を訪(たず)ねたり、
精霊(せいれい)や魔女(まじょ)が出(で)てくると信(しん)じられていました。
これらから身(み)を守(まも)るために仮面(かめん)を被(かぶ)り、
魔除(まよ)けの焚(た)き火(び)を焚(た)いていたそうです。
601年にローマ教皇(きょうこう)グレゴリウス1世(1せい)が宣教師(せんきょうし)に
ケルト人へキリスト教改宗(きょうかいしゅう)の策(さく)として、
ケルト人の信仰法(しんこうほう)である木(き)の伐採(ばっさい)は行(おこな)わずに、
木の真上(まうえ)にはキリストの神様(かみさま)がいて、
そのために木を信仰(しんこう)し続(つづ)けなさいと広(ひろ)めなさい。」
と言(い)ったのが今(いま)のハロウィンになったきっかけでもあるそうです。
家族(かぞく)の墓地(ぼち)にお参(まい)りし、
ロウソクをつけるという地方(ちほう)もあり、
墓地全体(ぼちぜんたい)が、大(おお)きなランタンのように明々(あかあか)と輝(かがや)く。
これにちなみ、31日の夜(よる)、カボチャをくりぬいた中(なk)にロウソクを立(た)てて
「ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern) 」を作(つく)り、
魔女(まじょ)やおばけに仮装(かそう)した子(こ)どもたちが
「トリック・オア・トリート("Trick or treat." 「おかしをくれなきゃ、いたずらするぞ」)」
と唱(とな)えて近(ちか)くの家(いえ)を1軒(いっけん)ずつ訪(たず)ねる。
家庭(かてい)では、カボチャのおかしを作り、
子どもたちはもらったお菓子(かし)を持(も)ち寄(よ)り、
ハロウィン・パーティーを開(ひら)いたりするようになったそうです。