漢字学習

日本語(にほんご)を教(おし)える上(うえ)で、
特(とく)に非漢字圏(ひかんじけん)の学習者(がくしゅうしゃ)たちが
そろって嫌(いや)がるのが漢字(かんじ)です。
確(たし)かに私(わたし)たち日本人(にほんじん)でも
小学校(しょうがっこう)に入(はい)ってから、
毎日(まいにち)のように出(だ)される
漢字ドリルの宿題(しゅくだい)と小(しょう)テストに
うんざりしたものです。
中学(ちゅうがく)・高校時代(こうこうじだい)は
夏休(なつやす)み・冬休(ふゆやす)みに
必(かなら)ず漢字(かんじ)ドリル1冊(さつ)を宿題に出(だ)され、
休(やす)み明(あ)けにテストがあったのですが、
基準点(きじゅんてん)以上(いじょう)をとらなければ、
追試(ついし)でした。
追試以降(いこう)は必ず90点以上をとれるまで、
放課後(ほうかご)さらに追試を受(う)けなければなりませんでした。
しかし、そのおかげで漢検(かんけん)2級(きゅう)〜準(じゅん)1級に出る
ぐらいの漢字(かんじ)は身(み)に付(つ)いたのではないかと思(おも)います。
日本語には同音異義語(どうおんいぎご)がたくさんあるので、
言葉(ことば)の意味(いみ)を理解(りかい)するためにも、
日本語学習者(にほんごがくしゅうしゃ)の方(かた)には
あきらめずに、漢字(かんじ)の学習(がくしゅう)をしてほしいですね。

※同音異議語…同(おな)じ音(おと)を持(も)つ
           別(べつ)の意味(いみ)の語(ご)。