褒(ほ)める

Futabaランゲージスクールで日本語(にほんご)の勉強(べんきょう)を
されている生徒(せいと)さんの中(なか)に
日系(にっけい)ブラジル人(じん)の女性(じょせい)の生徒さんが
いらっしゃいます。
彼女(かのじょ)は正社員(せいしゃいん)で日本(にほん)の企業(きぎょう)に
勤(つと)めていらっしゃいます。
彼女の会社(かいしゃ)では毎朝(まいあさ)交代(こうたい)で
社員(しゃいん)がスピーチをすることになっていて、
日本語のレッスンでも、スピーチの内容(ないよう)や文面(ぶんめん)の
指導(しどう)もおこなっています。
彼女は何回(なんかい)かスピーチをしてきていますが、
先日(せんじつ)彼女がスピーチを終(お)えた後(あと)に、
ある上司(じょうし)の方(かた)から
「今(いま)まで、何度(なんど)か、彼女のスピーチを聞(き)いてきているが、
話(はな)す内容(ないよう)をよく考(かんが)えているし、
言葉(ことば)も選(えら)んでスピーチしていて、
彼女なりに努力(どりょく)していることがよくうかがえる。」
と他(ほか)の社員の前(まえ)で評価(ひょうか)していただいたそうです。
彼女(かのじょ)にとっては
「毎回(まいかい)のスピーチがプレッシャーになっていた分(ぶん)だけ
ほんとうにうれしい出来事(できごと)だった。」と話(はな)してくれました。
自分(じぶん)のことを見(み)ていてくれていた人(ひと)がいたということ、
そして、自分(じぶん)を認(みと)めてくれたということが、
彼女にとってどれだけのモチベーションを
そして自信(じしん)を与(あた)えたことでしょう。
きっと彼女(かのじょ)の勤(つと)めている会社は
活気(かっき)のある会社なんだろうなと思(おも)いました。