中学生(ちゅうがくせい)の主張(しゅちょう)

先日(せんじつ)の日曜日(にちようび)に東京都内(とうきょうとない)で「中学生の少年の主張、全国(ぜんこく)大会(たいかい)」が開(ひら)かれました。
その中に日本語の乱(みだ)れに警鐘(けいしょう)を鳴(な)らす主張(しゅちょう)がありました。

中学3年生の女の子が、若者(わかもの)の間(あいだ)で「キモイ」と言った略語(りゃくご)が広(ひろ)まっていることを挙(あ)げ、「いちばん怖(こわ)いのは若(わか)い世代(せだい)が日本を背負(せお)う大人(おとな)になったとき、美(うつく)しい日本語、正(ただ)しい日本語をまったく話さなくなるのではないかということです。」と述(の)べられていました。
中学生といえば、わざと乱暴(らんぼう)な言葉(ことば)を使(つか)いたがる年齢(ねんれい)。
そんな若い年代(ねんだい)の子供からの主張だからこそ、より心に響(ひび)きました。
感心(かんしん)したのと同時(どうじ)に日本語を伝える立場(たちば)の人間(にんげん)として、背筋(せすじ)がシャキッと伸(の)びた気分(きぶん)です。

本来(ほんらい)の美しくて正しい日本語、心が通(つう)じ合(あ)える日本語を受(う)け継(つ)ぎ、世界(せかい)にそして、次世代(じせだい)に伝えていきたいと思います。