今日(きょう)の日本語レッスン

今日は日本企業(にほんきぎょう)で英語講師(えいごこうし)をされている
学習者(がくしゅうしゃ)さんのレッスン日でした。
彼女(かのじょ)のリクエストで昨年末(さくねんまつ)に急(きゅう)にお亡(な)くなりになった同僚(どうりょう)の方(かた)のご家族(かぞく)にあてたお手紙(てがみ)を日本語で書(か)きたいとのこと。
彼女のお話(はなし)から、生前(せいぜん)の彼(かれ)の温(あたた)かい人柄(ひとがら)や多(おお)くの人(ひと)に慕(した)われていたことが
伺(うかが)えました。
彼女の心情(しんじょう)をできるだけ手紙(てがみ)にのせられるように
一緒(いっしょ)に文面(ぶんめん)を考(かんが)えましたが、
彼女の心情は彼女の中でしかないもの。
似(に)たような表現(ひょうげん)でも少(すこ)しでも違(ちが)えば、
心(こころ)と言葉(ことば)が一致(いっち)しないんです。
「言葉の感覚(かんかく)=語感(ごかん)」の違いがわかって初(はじ)めて、
心と言葉を一致させることができると改(あらた)めて感(かん)じたレッスンでした。