十三参り(じゅうさんまいり)

関西(かんさい)では「十三参り」と言って
数え年13歳に成(な)った少年少女が元服(げんぷく)を迎(むか)え大人に成ったことに感謝して、これから先の福徳(ふくとく)と英知(えいち)を授(さず)かるために参詣(さんぱい)する行事(ぎょうじ)があります。

先週の日曜日に娘を連れて、京都の「法輪寺(ほうりんじ)」へお参(まい)りに行きました。
半紙(はんし)に自分が大切(たいせつ)にしている漢字一文字を毛筆(もうひつ)でしたため、ご祈祷(きとう)を受けてきました。
半紙に何を書くのかなと思いながら、黙(だま)って見ていました。
彼女の選(えら)んだ字は『生』でした。

彼女は幼(おさな)い頃に大切な人を失っている経験(けいけん)により、
生死(せいし)について考(かんが)えることが身近(みじか)にあるのかもしれません。私が彼女の歳には当たり前すぎて浮(う)かばなかったと思います。

彼女のこれまで歩んできた12年間を振り返ると同時(どうじ)に
彼女の書いた字がとても力強く頼もしかったことに
母娘の立場(たちば)逆転(ぎゃくてん)の日も近いかな・・と思う今日この頃です^^;